赤十字社は分け隔てなく苦しんでいる人を救うという目標のために設立された団体で、ボランテイア、社会福祉、看護の教育、血液事業、救急講習を行っています。活動は世界中で行われており、災害救助や復興支援、予防や救護活動を行っています。病院も設立されており、地域医療を支える役割を担っています。災害の際にはスタッフやドクターをいち早く救助に当たらせるという使命も遂行しているのです。日本には赤十字病院が全国に92か所もあり、救急医療やへき地医療に取り組んでいます。地震や台風の時などすぐに救助活動を行ってくれる上、安心で良質な医療サービスを実施してくれるのです。
一般人として支援する方法は、寄付、献血やボランテイア、救急講習などへの参加があげられます。特に気楽に誰にでもできるのが献血で、16歳から69歳まで献血が可能になっています。地域に常設された献血場所と献血バスを運行しており、大手のショッピングセンターや役場、空港、事業所などあらゆる場所での献血が可能となっています。ボランテイアも一人暮らしの高齢者を自宅訪問したり、一時保育、読み聞かせ、観光案内、乳児院や老人ホームへの訪問、エイズ予防や献血のPRなど様々な方法を使って地域に人に貢献しています。寄付も赤十字社の社員となって行うこともできますし、任意として口座に送金したり、カードのポイントを利用したりするなど様々な方法がとられていますので、気軽に行うことができるでしょう。